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【あなたの暮らしにコーチング】「開かれた質問と閉ざされた質問」〜相手がのびのびと話し出す質問のコツ〜

こんにちは。コーチ・オンリーワン代表の上野和禎です。

私は、国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ、公認心理師、そして社会福祉士という3つの資格を持っています。自発的な行動を促す「コーチング」、心と感情のメカニズムに寄り添う「心理学」、そして人と環境のより良い関係性を支援する「ソーシャルワーク」の視点を掛け合わせながら、皆さんの日常や人間関係を豊かにするヒントをお届けしています。

本日、9月21日に放送されたラジオ番組『Morning CloseUP』をお聴きいただいた皆様、ありがとうございました!

先月は、相手と対等なパートナーとして「共に探求する姿勢(ワンダウンポジションと無知の姿勢)」という関わりのマインドについてお話ししました。今月はさらに一歩進んで、相手に安心感を与えながら、のびのびと話してもらうための具体的質問スキル「開かれた質問と閉ざされた質問」をご紹介します。。

目次

「開かれた質問と閉ざされた質問」〜相手がのびのびと話し出す質問のコツ〜

こんにちは。コーチ・オンリーワン代表の上野和禎です。
私は普段、国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ、公認心理師、社会福祉士という3つの資格(トリプルライセンス)を活かし、皆さんの日常や職場、ご家庭での人間関係を豊かにするコミュニケーションのヒントをお届けしています。
本日、9月21日に放送されたラジオ番組『Morning CloseUP』をお聴きいただいた皆様、ありがとうございました!
先月は、相手と対等なパートナーとして「共に探求する姿勢(ワンダウンポジションと無知の姿勢)」という関わりのマインドについてお話ししました。
今月はさらに一歩進んで、相手に安心感を与えながら、のびのびと話してもらうための具体的質問スキル「開かれた質問と閉ざされた質問」をご紹介します。

「閉ざされた質問」と「開かれた質問」の違いとは?

コーチングにおいて、質問には大きく分けて2つの種類があります。

【閉ざされた質問】(クローズド・クエスチョン)
相手が「はい」か「いいえ」の一言で答えられる質問です。
「AとBのどちらにしますか?」といった二者択一の質問も、答えがひとつに絞られるため閉ざされた質問になります。

【開かれた質問】(オープン・クエスチョン)
相手が「はい」「いいえ」ではなく、自分の言葉で自由に答えることができる質問です。
質問の仕方ひとつで、相手の受け止め方やその後の会話の展開は大きく変わってきます。

職場の「進捗確認」で比べてみよう!

ラジオでは、パーソナリティの山本さんと田中さんに、職場でよくある「仕事の進捗確認」をテーマに実演(プチ芝居)をしていただきました。

❌ 閉ざされた質問で確認した場合
先輩(山本さん):「田中くん、昨日頼んでおいた資料はもうできた?」
後輩(田中さん):「あ、すみません…まだできてないです…(焦る)」
先輩(山本さん):「え、今日中には欲しいんだけど、大丈夫そう?」
後輩(田中さん):「あ、はい…頑張ります…」

まだ作業が終わっていないときに「できた?」と閉ざされた質問で聞かれると、後輩は「いいえ(まだです)」と答えるしかありません。
「できていない」というマイナスの事実を突きつけられた感じがして、責められているような気まずい雰囲気になり、会話もプツリと途切れてしまいがちです。

⭕ 開かれた質問に言い換えた場合
先輩(山本さん):「田中くん、昨日頼んでおいた資料は、今どのくらい進んでる?」
後輩(田中さん):「あ、今、データの集計がちょうど終わったところで、午後からまとめに入ります!今日の夕方17時までには完成してお渡しできます!」
先輩(山本さん):「お、集計が終わったんだね、ありがとう。それなら安心。17時、楽しみに待ってるね。」

「どのくらい進んでる?」と開かれた質問で進捗のプロセスを聞くことで、後輩は「データ集計が終わったこと」という今できている部分を堂々と報告でき、今後の見通しも自分から前向きに話しやすくなります。

質問をオープンに変えるコツは「5W1H」

日常の質問を開かれた質問(オープン・クエスチョン)に変換するコツは、
5W1Hの「WHAT(何、どんな)」や「HOW(どのようにして)」を上手に使うことです。

「この仕事が好きですか?」(閉ざされた質問)
👉 「この仕事の『どんな』ところが好きですか?」(開かれた質問)

「この課題は解決できますか?」(閉ざされた質問)
👉 「この課題を『どうやって』解決しますか?」(開かれた質問)
問いかけを少し工夫するだけで、相手の思考は一気に広がります。

家庭・子育てでの「あるある」への応用

この質問の工夫は、ご家庭での会話、特に子育ての現場でも大きな効果を発揮します。

親が子どもに「宿題やった?」と聞くのは、まさに閉ざされた質問です。
このとき、親の頭の中には無意識に「どうせまだやってないでしょ」という疑い(仮説)が入っていることが多く、それが子どもに伝わって「まだ!」と反発が生まれ、喧嘩になってしまいがちです。
そこを、「宿題は今、どんな感じ?」や「どのくらい進んだ?」と開かれた質問に変えてみてください。
子どもも「今からやろうと思ってた!」とか「漢字は終わったよ!」と、できている部分やこれからの行動を素直に答えやすくなります。

「閉ざされた質問」(クローズド・クエスチョン)が活きる場面とは?

では、「閉ざされた質問」は使わない方が良いのでしょうか?
決してそんなことはありません。大切なのは状況に応じた使い分けです。

・事実や物事をはっきり確定させたいとき
・時間がない緊急時
・「本当にやりますか?」といった最終的な決意(コミットメント)を確認するとき

このような場面では、一言で明確に答えられる閉ざされた質問が非常に有効です。
大切なのは、「今、何を目的として会話しているか」を意識し、両者をバランスよく使い分けることです。

まとめ:会話の目的に合わせた質問選びを

相手にじっくり考えてほしいときや、自発的な行動を引き出したいときは、ぜひ「開かれた質問」(オープン・クエスチョン)を意識してみてください。
日常の何気ない会話の中で、一呼吸おいて質問の仕方を工夫し、より豊かな対話を楽しんでみてください!

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