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小さな一歩からの積み重ね

こんにちは、皆さん。今回は目標達成のためのポイントについて、お話ししていきたいと思います。

目標を立てて、それに向かって行動を起こす際に、どのようにして小さな一歩から始めるかを考えていきす。

目次

目標達成に向けてのアプローチ

私は今年11月の下関海響マラソンに出場するためにトレーニングを開始しました。トレーニングのプロセスを通じて得た気づきを振り返り、目標達成に向けてのアプローチについて深堀りしていきます。

一般的に人は大きな目標を掲げると、多くの人が恐怖心や不安を感じ、行動が躊躇され、なかなか行動に移すことができないことがあります。この恐怖心や不安を回避し、行動を起こすためには、小さな一歩から始め、その小さな積み重ねが大きな成果につながることを意識する必要があります。

例えば、私は今回フルマラソンを初めて完走するという大きな目標を立てました。そうすると、「週4回は走らないといけない」とか「1回に10㎞以上は走らないと完走は無理だ」といった大きな目標を達成するために、ハードルの高いトレーニング内容を考えてしまい、一歩踏み出すのが難しくなります。

スモールステップ

そこで、「週1回走る時間を確保するためにはどうしたら良いか?」という小さな質問を投げかけることで、具体的なアイデアが浮かびやすく、行動しやすくなります。

このようなアプローチをスモールステップと呼びます。スモールステップを踏むことで、目標に向かって段階的に進むことができ、成功体験を積み重ねることができます。成功体験を重ねることができれば、「次もやれる」「次はもっとうまくできる」といった自己効力感が高まり、大きな目標に向けての自信も高まっていくのです。

私の場合、週1回走ることができるようになったら、次は週に2回、1回5㎞だった距離を1回8㎞の距離にするというように回数や距離を伸ばしていくことができました。
このように、成功体験を積み重ねながら、自己効力感を高め、「フルマラソンを完走する」という大きな目標を達成することができたのです。
小さな一歩を踏み出すことが、大きな成果につながるのです。

同様のアプローチは、ダイエットや子育てにも応用できます。

ダイエットへの応用

ダイエットの場合、例えば、1年で10㎏痩せるという目標を立てたとします。
この場合、「半年で5㎏痩せるためにはどうしたらいいか?」という大きな質問をするよりも、「1日1分、体を動かすとしたら何ができる?」という小さな質問から始めます。

小さな質問に対して、「テレビを見ながら体操をする」とか「新聞を取り行ったついでに家の周りを1周歩く」というような答えが出てきます。
体操やウォーキングが習慣化することで、気がつくと体を動かすことに爽快感や達成感を味わうことができるようになります。
そうすると、次は毎朝ラジオ体操に取り組むとか、毎日仕事へ行く前に30分歩くということに取り組むようになるかもしれません。

小さな質問から生まれた小さな一歩を踏み出すことで、少しずつ結果が出てきます。
体重が500g、1㎏と減っていくことを実感することができれば、運動を継続することができ、もしかすると間食を減らすだとか、1回の食事量を調整するということにも取り組むことができるようになるかもしれません。

その結果、1年後には10㎏痩せるという大きな目標を達成することができるかもしれません。
実際、私は以前半年間で4㎏痩せることに成功したことがあります。

子育てへの応用

子育ての場合、例えば、中学1年生の子どもが英語のテストで20点を取ってきたとします。
子どもに対して、「次のテストでは50点を取らんと行けんよ」というように大きな目標を押し付けるのではなく、「次のテストで10点多く取るにはどうしたらいいと思う?」というように、小さな質問を投げかけます。
子どもが自ら考え、自分で行動を起こすように問いかけるのです。

そうすると、「1日10個の単語を10回ずつ書く」というような答えが返ってくるかもしれません。
そうやって、次のテストで30点を取ることができれば、次は40点を目指すというように成功体験を重ねていくことで、子どもに次もやればできるという気持ちが備わり、結果として50点、60点と取れるようになるのではないでしょうか。
このように、スモールステップを踏むことで、目標に向かって進むことが苦にならず、達成感を味わいながら自分を成長させることができます。

小さな一歩が大きな成果につながることを信じ、焦らずコツコツと進んでいくことが大切です。
目標を達成するためには、大きな一歩を踏み出すことよりも、小さな一歩を積み重ねていくことが、大きな成功への鍵となるのではなないでしょうか。

皆さんもぜひ、自分の目標に向かって小さな一歩を踏み出してみてください。

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