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未完了を完了する

やろうと思っていることになかなか取り掛かれない。やることがたくさんあって落ち着かない。忙しくて何かイライラする。いろいろなことが気になって一つのことに集中できない。このような状態になることはありませんか?

コーチングではクライアントが未完了なものを完了することで、目標達成に向けた行動が加速したり、重要なこにエネルギーを集中することが可能となります。

目次

未完了を完了すること

未完了とは、「やろうと思ってやっていないこと」や「やらなければいけないと分かっているけれど手を付けていないこと」や「やめようと思っているけれどやめられないこと」などです。
例えば、1か月後に依頼されている会議の資料づくり、気になる部下との面談、もらったメールの返信などです。
コーチングでは重要で緊急性の低い事柄に取り組むために、目標設定してセッションを進めていきますが、未完了を抱え込んでいると、目標達成に向けた行動にブレーキがかかってしまったり、アクセルとブレーキを一緒に踏んだ状態で進んでいこうとするため、前進する速度が鈍ってしまいます。
そんなときは、未完了をなこと整理して、一つひとつ完了していくことを優先します。つまり、できるだけ気がかりを減らして身軽になるということです。身軽になれば、行動を起こしやすくなりますし、スピードも増していきます。

未完了を完了する方法

未完了を完了する方法として、私はリストを作成しています。
リストの左側には未完了の項目を挙げます。右側には完了する期日を入れます。
この期日ですが、「いつやるのか」を記入しています。「いつまでにやるのか」とすると期日ギリギリまでやらないことが多いのです。
「いつやるのか」を決めて、スケジュール帳に記載するのが効果的です。
完了したものは項目に線を引いて消していきます。
一つ一つ消えていくと気持ちが軽くなっていくことが実感できます。

未完了を完了する効果

未完了を完了すると
1.気持ちにゆとりができる
2.時間にゆとりができる
という効果があると実感しています。

1.気持ちにゆとりができる

やらないといけないこと、やろうと思って手を付けていなかったことをひとつひとつ完了していくと気持ちが少しずつ楽になり、これまであった呪縛から解放されるような感覚になります。
なんか最近イライラしているなというときでも、未完了なことを完了していくことでイライラが減っていくことが実感できます。

2.時間にゆとりができる

皆さんも経験があると思いますが、未完了なものがいくつもあると、それぞれのことが気になって、少しずつ手を出してしまい、どれも中途半端な状態が長く続くようになり、気が散って集中できなくなり効率も悪くなります。一つずつ未完了のものを完了することで、そのときに時間を使うことにはなりますが、一つ一つ完了していけば、自分がやりたい重要なことにエネルギーや時間を集中することができるようになることで、効率化が図られ、結果として時間にゆとりができていきます。

最近の私

私は未完了なことがあると前進しようとする速度が遅くなるばかりか、ときには止まってしまうこともあります。
自分の感覚ですが、未完了なことが3つ(完了までに1日以上かかるもの)を超えると気持ちにゆとりがなくなるように思います。
ここ最近1カ月は、この未完了が溜まった状態で日々を過ごしていたことと、別の不安要素がいくつか重なり、30㎏の米袋を背負った状態で歩いていたような気がします。
リストを作成し、一つずつ未完了を完了させていくことで、背負っていたものが軽くなり、気持ちにゆとりが少しずつできてきました。
そして、やりたいことに集中して取り組むことができるようになっています。
皆さんも未完了のものがあれば、リストを作成し、一つずつ完了してみてはいかがでしょうか。

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