考えを深化する”なぜ"

以前、このブログで「Why?」について書きました。「なぜやらないの?」「なぜそんなことを言うの?」というように、”なぜ”の後に否定的な意味が続く場合の「なぜ?」です。私は、クライアントとのセッションで、最近、この「なぜ?」とは違う「なぜ?」をよく使います。「なぜ、そう思うのですか?」「なぜ、そうしたいのですか?」という相手の考えを深化するための「なぜ?」です。

先日、講演をされた大学の准教授が、聴講者とのやり取りの中で「何でそう思うんですか?」と繰り返し聞いていました。「何で?う~んそうですね~」と聞かれた人は考えます。私はこのやり取りをとても楽しんで見ていました。

私たちは普段、何の気なしに聞かれたことに答えることが多々あります。そのとき、「何でそう思うの?」と繰り返し聞かれると、自分の奥底にある本当の理由を探り、そしてその答えに辿りつくことができます。

あなたの質問に部下が何の気なしに答えたときに、「どうしてそう思うの?」「そう思う理由を聞かせて」と部下の答えに関心を持って聞いてみてはいかがでしょうか?お互いが気づかない何かが見つかるかもしれません。