真実は劇薬か?

コーチングで大切なコミュニケーションとしてフィードバックがあります。目標に向けて、今、どんな状態にあるのかを相手に伝えたり、相手から伝えてもらうことです。

相手にフィードバックすることは勇気のいることですが、フィードバックを受けることはもっと勇気のいることだと思っています。自分が気づいていないことを相手から指摘されるということは、ショックもそれなりに大きいものです。

先日、フィードバックを受けることがありました。相手の方は迷った上で、私のことを思って言うことにしたと言われました。自分にとっては受け入れるのにかなりエネルギーを必要とするものでしたが、フィードバックを受けている最中、努めて冷静に振る舞いました。そして、相手の方は最後にこう言われました。「嘘は常備薬、真実は劇薬」だと。

話を聞き終えて、話の内容を頭で整理しながら、自分の中に落とし込むにつれ、すべてが自分のコーチとしての成長につながることだと思うようになりました。私は心の底から「ありがとうございます」とお礼を述べて席を立ちました。

私にとっては「真実は劇薬」ではなく「良薬」だと思える体験でした。

皆さんは大切な人に常備薬を渡していますか?それとも良薬を渡していますか?